非認知能力、少し難しい言葉ですよね。簡単に言えば数字(点数や偏差値)で表せない力、生きるために必要なマインドの部分です。日本でも最近では学研が取り入れたり、幼児教育の現場でも取り入れられてきていますがアメリカではもっと早くから非認知能力を取り入れたカリキュラムや受験が行われています。
非認知能力を詳しくお話すると、、、
まず「非」がつかない「認知能力」についてお話しします。認知能力とは私たちが今まで経験してきた偏差値や点数、通知表など目で見えて数値化できる判断基準。
そして「非認知能力」とは数値化できない部分。
- 主体性 自分で考え行動し、責任をとること
- 自己肯定感 ありのままの自分、ダメな自分も受け入れること
- 回復力 失敗しても立ち直り、前に進もうとする力
- 自制心 感情をコントロールする力
- 自信 自分を信じ、行動する力
- 社会性 他の人と上手く関わることの出来る力
など目に見えない心を育むために必要な力です。
どうして大切なの?
これからはAIの時代。アメリカの有名大学でも点数だけではなく個性や主体性に重きを置いた試験をしているそうです。また東北大学でも2050年までには全ての試験を「総合的選抜(AO入試)」にするとニュースで言っていました。
また、40年をかけて行われた研究で非認知能力を取り入れた教育を受けた子供は大人の時に幸福感が高いだけでなく、犯罪率も低く、収入も高かったことが証明されたそうです。
非認知能力が転勤族に必要だと思う理由
私は非認知能力を知った時に転勤族の私や子供にぴったりだと思いました。転勤族はいつも環境の変化が激しいですよね。息子も何度も行きたくないと泣き、そのたびに乗り越えてきました。そんなときに非認知能力(生きる力)が備わっていればどんな環境でも乗り越えて生きていけると思ったんですね。そして一生物だと。
実は非認知能力は大人になってからでも育むことが可能なんです。なのでお子さんが何歳でも大丈夫です!では、どうやって育めるのでしょうか?
非認知能力の育み方
幼児教室にいかなきゃいけないの?
じつはそんなことないんです。非認知能力はお家でも育めます。というかお家が一番育める場所だと言われているので無料で育めます!
ではお家で何をしたらいいのか?じつは家庭での影響は外の300倍と言われています。一番身近にいるお母さんの影響を受けやすいと言われています。今、ドキッとしましたか?笑。実はわたしもドキッとしました。自分の子育てに自信がなかったからです。でもだからと言って頑張らなくて大丈夫です。子供はお母さんが幸せでいることで安心感を得ることが出来ます。その安心感が子供の非認知能力のベースを作ると言われています。育む方法はたくさんありますがまずはお母さんが幸せでいること。家事も手を抜き一緒にテレビをゴロゴロ見て笑う、ご飯も手を抜いてポケモンのレトルトカレーで済ませる。そういう心の余裕が子供の自己肯定感や自信などを育んでいきます。
まずはお家を子供にとってダラダラできる安心できる場所にしましょう。そのためにはまずお母さんがダラダラしましょう!笑。また育む方法は少しずつ投稿していきますね!
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